リング【ホラー映画レビュー・考察】

リングの画像

概要

見ると1週間後に死んでしまうという呪いのビデオの謎を巡るお話。「監督・中田秀夫」「脚本・高橋洋」「原作・鈴木光司」による、Jホラーブームの火付け役となったと言っても過言ではない映画です。

あらすじ

「呪いのビデオ」の噂をする2人の女子高生。その「呪いのビデオ」は、見ると1週間後に死んでしまうという。そんな噂話を楽しんでいると、突然電話が鳴り・・・

松嶋菜々子
 
真田広之 
 
中谷美紀 
 
竹内結子 
 
佐藤仁美 
 
沼田曜一
 
監督:中田秀夫
 
脚本:高橋洋
 
原作:鈴木光司
 
製作:河井真也、一瀬隆重、仙頭武則
 
音楽:川井憲次
 
撮影:林淳一郎
 
編集:高橋信之

主な登場人物

リングの登場人物1

リングの登場人物2

ネタバレなしレビュー

映画全体の不気味さや怖さはピカイチ。この雰囲気こそがリングの良さ、更に言えばジャパニーズホラーの良さですね。リングは、ビデオ・呪いの謎解きをしてストーリーが進んでいきます。これがまた面白い。凄く作り込まれた90分です。

リングは過去に何回も観ましたが、なんだかんだで今観てもそこそこ怖いですね。実際に霊感がある人が製作に関わっているんじゃないか、と言われるほど怖さのリアリティがあります。呪いのビデオの映像も、不気味で意味が分からず、浅川(松嶋菜々子)や高山(真田広之)と同じ気持ちになりました。

映画全体で、驚かせに来るポイントはそんなに多くないんですが、そのポイントを外さず、しっかりと驚かせてくれます(笑)  

 でも、やっぱりビデオテープ全盛期の当時に観たリングはもっと怖かった…その時代に合ったホラーは良いですね。

 

考察と解説(ネタバレあり)

※ここらからネタバレを含みます。ご注意ください。

呪いのビデオに映っている白い布を被って指をさしている人の意味は?

呪いのビデオ内で白い布を被っていた人物が誰なのかはわかりません。白い布を被って指をさすという動作は、脚本家の高橋洋氏がテレビニュースで見た事件の「現場検証」の様子(顔が見えないように服を被った状態で指をさす映像)がとても不気味に感じたため、映画にも取り入れたそうです。また、白い布を被るという画は、1958年のアメリカ映画『ハエ男の恐怖』のオマージュだとも言われています。

終盤に高山が白い布を被って指をさしている理由は?

ビデオ内の人物の動きを高山にもさせることで、恐怖を演出しているのでしょうか? それとも、死んだ人が何かを伝えたい時は、布を被って指をさす事くらいしかできないのでしょうか? 高山が指をさしている先は、ダビングしたビデオテープです。

あの場面の陽一のセリフの意味は?

陽一がビデオを見てしまった衝撃のシーン。母からの問いに対して、陽一は「ともちゃんが見ろって」と答えます。きっと悪霊になってしまった大石智子がビデオを見るように仕向けたのでしょう。

 

評価 

yahoo映画 評価 3.67 点 / 933件
amazon 評価 3.8点 / 169件
映画.com 評価 3.3点 / 37件
Filmarks 評価 3.4点

映画のシリーズ 

リングの映画シリーズの説明

1998年に公開された映画『リング』は、続編が6本、クロスオーバ作品1本、ハリウッド作品3本、韓国リメイク作品1本が公開されています。 

続編

らせん

らせん【ホラー映画レビュー】 - 週末はホラー映画を観よう

『リング』と同時に上映された、原作に沿った続編作品。

 公開:1998年
 監督:飯田譲治
 脚本:飯田譲治
 主演:佐藤浩市

 

リング2

リング2【ホラー映画レビュー】 - 週末はホラー映画を観よう

原作にはない『らせん』とは違う世界のオリジナルの続編。

 公開:1999年
 監督:中田秀夫
 脚本:高橋洋
 主演:中谷美紀

リング0 バースデイ

時系列は『リング』より前のお話で、貞子の誕生を描いた作品。

 公開:2000年
 監督:鶴田法男
 脚本:高橋洋
 主演:仲間由紀恵

貞子3D

貞子3D【ホラー映画レビュー】 - 週末はホラー映画を観よう

いまどきの媒体から出てくる貞子。3D作品です。

 公開:2012年
 監督:英勉
 脚本:藤岡美暢、英勉
 主演:石原さとみ

貞子3D2

貞子3D作品の続編。スマホアプリと連携した新しい演出があった。

 公開:2013年
 監督:英勉
 脚本:保坂大輔、杉原憲明
 主演:瀧本美織

貞子

 公開:2019年
 監督:中田秀夫
 脚本:杉原憲明
 主演:池田エライザ

関連する作品

貞子vs伽椰子

 公開:2016年
 監督:白石晃士
 脚本:白石晃士
 主演:山本美月、玉城ティナ

ザ・リング

 公開:2002年
 監督:ゴア・ヴァービンスキー
 脚本:スコット・フランク、アーレン・クルーガー

ザ・リング2

 公開:2005年
 監督:中田秀夫
 脚本:アーレン・クルーガー

ザ・リング/リバース

公開:2017年
監督:F・ハビエル・グティエレス
脚本:デヴィッド・ルーカ、ジェイコブ・アーロン・エステス、アキヴァ・ゴールズマン

リング・ウィルス

 公開:1999年
 監督:キム・ドンビン
 脚本:コン・スチャン、シム・ヘウォン

リングシリーズの原作小説

映画『リング』の原作は、作家の鈴木光司氏の小説『リング』です。細かな設定はもちろん、主人公の性別や登場人物も小説と映画ではやや違いがあります。

また、リングシリーズの小説は、続編、関連作を含め、計6冊刊行されています。

『リング』(1991年)
『らせん』(1995年)
『ループ』(1998年)
『バースデイ』(1999年)
『エス』(2012年)
『タイド』(2013年)

 

外部サイトで情報を探す

リング

リング - 作品 - Yahoo!映画

リング : 作品情報 - 映画.com

リング (1998年の映画) - Wikipedia